月桂樹の葉gift
寄贈して頂いたマージナルプリンス作品を展示しています。
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桜
■作者:シハル姉さん
■シルヴァン×ハルヤ
■シルヴァン×ハルヤ
「ハルヤ、珍しいお茶を手に入れたんですよ!」
嬉々として駆け寄ってくるシルヴァン。
「珍しいお茶?」
「はい!桜のお茶らしいんですけど、飲んだことあります?」
「あ、そういえば飲んだことないかも。日本ではよく売ってるんだけどね。」
売っているのは見かけても何となく、飲んでみようと思ったことはなかった。
「飲んでみようかな。」
日本にいたときはあんなに身近にあったのに興味も示さなかったくせに遠く離れたこの地で見て興味を持つなんてなんだか可笑しな気がする。
「じゃあ僕はバトラーに言ってお茶器を借りてきますね。」
「淹れてもらうんじゃないの?」
「こういうのは自分で淹れるのが楽しいんです♪」
シルヴァンはご機嫌でバトラーの元へ行った。
「桜・・・。日本では今見頃かな。もしかしたらもう散ってるかも。」
すごく懐かしい気分になってきた。
桜を見たい。日本に帰りたい。そんな風に思う自分がいることに驚く。
少し前までは日本を離れられたことにほっどしていたのに。
「ハルヤー!お茶器借りてきましたよ!」
茶器を持ったシルヴァンが戻ってきた。
「さあ、これでゆっくりお茶が飲めますね。」
「そうだね。お茶菓子がないのが残念だけど。」
俺が言うとシルヴァンは、そういうと思っていた。とバトラーを呼んだ。
「例のやつ、持ってきてくれますか?」
「かしこまりました。」
一度下がって、再び戻ってきたバトラーが持っていたものは
「桜餅・・・。」
「やっぱり、お茶を飲むときはお菓子も必要ですよね♪」
わざわざシェフに頼んで作っておいてもらったらしい。
本物志向のシェフ、カミーユの作った桜餅はやっぱり普段俺が食べていたものとは大分異なっていた。
「ん。美味しい。」
俺が求めているのとは違うけどこれはこれで美味しいと思う。
「何か、日本へ帰りたくなっちゃったな。」
「ニッポンへ帰るんですか!?僕も連れて行ってください!!」
ポツリと呟いた言葉に過剰反応をするシルヴァン。
「僕、本物のサムライを一度でいいから見てみたかったんです~♪」
「サムライはいないと思うけど・・・。」
「えぇ!?じゃあ、忍者は!?」
「忍者、もいないんじゃないかな。多分。」
シルヴァンの偏った日本の知識に苦笑する。
「忍者もサムライもいないけど綺麗な桜の木があるよ。季節によって彩(いろ)を変える景色が日本の一番の特徴かな。」
「本物の桜の木!見てみたいです!!」
「じゃあ今度のお休みには一緒に日本へ行こうか。」
「はい!楽しみです~♪今すぐ行きたいくらいですよ!」
「俺もなんだか楽しみになってきたな。
ここの月桂樹も好きだけど、やっぱり春は日本の桜が恋しくなる。
あしひきの山桜花日並べてかく咲きたらばいたく恋ひめやも
移り変わる景色の中で桜という花が咲いているのは一瞬だけだからこんなに恋しくなるのかな。
END
------------------------------------------------------------------
■管理人からのお礼
管理人の誕生日記念に頂戴致しました(感涙)
シハル姉さん、ありがとうございます!!
シハル姉さん作、シハル作品は絶品です。
しかも今作は春作品!
シハルの春はあたたかで良いですなあ。
シルヴァンが用意してくれた桜のお茶から、
ハルヤが日本に想いを馳せるというところが素敵でした。
ちなみに私もハルヤと同じで、
この時期、桜茶はよく見るけど飲んだことはなかったので、
ハルヤに親近感を感じました(笑)
桜茶に桜餅なんて、春だけの贅沢ですね。
シルヴァンは事前に、桜餅を作ってくれるよう、
カミーユに頼んでいたんですね。優しいなあ。そういうところ好きです。
カミーユ特製の桜餅はさぞ上品なお味がしたんでしょうね。
最後、和歌で〆たところが最高に素敵でした。
山部赤人(やまべのあかひと)が詠んだ、万葉集の和歌だそうです。
ふんわりと桜の葉の香りを感じる作品、ありがとうございました!
嬉々として駆け寄ってくるシルヴァン。
「珍しいお茶?」
「はい!桜のお茶らしいんですけど、飲んだことあります?」
「あ、そういえば飲んだことないかも。日本ではよく売ってるんだけどね。」
売っているのは見かけても何となく、飲んでみようと思ったことはなかった。
「飲んでみようかな。」
日本にいたときはあんなに身近にあったのに興味も示さなかったくせに遠く離れたこの地で見て興味を持つなんてなんだか可笑しな気がする。
「じゃあ僕はバトラーに言ってお茶器を借りてきますね。」
「淹れてもらうんじゃないの?」
「こういうのは自分で淹れるのが楽しいんです♪」
シルヴァンはご機嫌でバトラーの元へ行った。
「桜・・・。日本では今見頃かな。もしかしたらもう散ってるかも。」
すごく懐かしい気分になってきた。
桜を見たい。日本に帰りたい。そんな風に思う自分がいることに驚く。
少し前までは日本を離れられたことにほっどしていたのに。
「ハルヤー!お茶器借りてきましたよ!」
茶器を持ったシルヴァンが戻ってきた。
「さあ、これでゆっくりお茶が飲めますね。」
「そうだね。お茶菓子がないのが残念だけど。」
俺が言うとシルヴァンは、そういうと思っていた。とバトラーを呼んだ。
「例のやつ、持ってきてくれますか?」
「かしこまりました。」
一度下がって、再び戻ってきたバトラーが持っていたものは
「桜餅・・・。」
「やっぱり、お茶を飲むときはお菓子も必要ですよね♪」
わざわざシェフに頼んで作っておいてもらったらしい。
本物志向のシェフ、カミーユの作った桜餅はやっぱり普段俺が食べていたものとは大分異なっていた。
「ん。美味しい。」
俺が求めているのとは違うけどこれはこれで美味しいと思う。
「何か、日本へ帰りたくなっちゃったな。」
「ニッポンへ帰るんですか!?僕も連れて行ってください!!」
ポツリと呟いた言葉に過剰反応をするシルヴァン。
「僕、本物のサムライを一度でいいから見てみたかったんです~♪」
「サムライはいないと思うけど・・・。」
「えぇ!?じゃあ、忍者は!?」
「忍者、もいないんじゃないかな。多分。」
シルヴァンの偏った日本の知識に苦笑する。
「忍者もサムライもいないけど綺麗な桜の木があるよ。季節によって彩(いろ)を変える景色が日本の一番の特徴かな。」
「本物の桜の木!見てみたいです!!」
「じゃあ今度のお休みには一緒に日本へ行こうか。」
「はい!楽しみです~♪今すぐ行きたいくらいですよ!」
「俺もなんだか楽しみになってきたな。
ここの月桂樹も好きだけど、やっぱり春は日本の桜が恋しくなる。
あしひきの山桜花日並べてかく咲きたらばいたく恋ひめやも
移り変わる景色の中で桜という花が咲いているのは一瞬だけだからこんなに恋しくなるのかな。
END
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■管理人からのお礼
管理人の誕生日記念に頂戴致しました(感涙)
シハル姉さん、ありがとうございます!!
シハル姉さん作、シハル作品は絶品です。
しかも今作は春作品!
シハルの春はあたたかで良いですなあ。
シルヴァンが用意してくれた桜のお茶から、
ハルヤが日本に想いを馳せるというところが素敵でした。
ちなみに私もハルヤと同じで、
この時期、桜茶はよく見るけど飲んだことはなかったので、
ハルヤに親近感を感じました(笑)
桜茶に桜餅なんて、春だけの贅沢ですね。
シルヴァンは事前に、桜餅を作ってくれるよう、
カミーユに頼んでいたんですね。優しいなあ。そういうところ好きです。
カミーユ特製の桜餅はさぞ上品なお味がしたんでしょうね。
最後、和歌で〆たところが最高に素敵でした。
山部赤人(やまべのあかひと)が詠んだ、万葉集の和歌だそうです。
ふんわりと桜の葉の香りを感じる作品、ありがとうございました!
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HN:
呉羽
性別:
非公開